Brew をMCPで Claude に接続し、チャットでキャンペーンのブリーフからデザイン、テスト、予約まで。各ステップと Claude が呼び出すツール、承認の場面を解説します。

あなたはすでに、キャンペーンの計画と、月1回のアップデートメールのコピーを Claude で下書きしています。それをメールエディターに貼り付け、コピーに合わせてレイアウトを組み直します。1行書き直すたびに、チャットに戻らなければなりません。
Brew をMCPで接続すれば、メールエディターを開かずに、同じ Claude のチャットでキャンペーンの計画から予約までできます。Claude は、Brew にブランドをもとにメールをデザインさせ、あなたにテストを送り、オーディエンスを選んで、配信を予約します。OAuth接続では、本番の送信の前に Brew が確認を求めます。承認する前に、最終的なオーディエンス、内容、スケジュールを確認してください。
この手順では、Claude Desktop または claude.ai を使います。Claude Code でも、ステップ1で紹介する1行のセットアップをすれば、同じように使えます。
https://brew.new/api/mcp をカスタムコネクターとして追加し、ログインして、ブランドを選びます。create_email、edit_email、test: true を付けた send_email、そして scheduledAt を付けた send_email です。ブランドを設定済みの Brew アカウント、本番の送信に使う認証済みの送信ドメイン、そしてオプトインしたコンタクトのオーディエンスが必要です。オーディエンスがまだない場合は、ステップ6で Claude にフィルターから作成してもらえます。
Claude Desktop または claude.ai で、Customize → Connectors → + Add → Add custom connector(カスタマイズ → コネクター → 追加 → カスタムコネクターを追加)を開きます。次のURLを入力します。
https://brew.new/api/mcp
コネクターの設定を完了したら、Connect(接続)を選択し、Brew にログインして、Claude に作業させるブランドを選びます。接続はそのブランドに限定されるため、組織全体で接続しない限り、Claude がほかのブランドのデータを見ることはできません。ほかのクライアントでの手順は、クライアントを接続するで説明しています。
Claude Code では、まず設定を追加します。
claude mcp add --transport http brew "https://brew.new/api/mcp"これで、サーバーがこのプロジェクトのローカル設定に保存されます。すべてのプロジェクトで使えるようにするには、--scope user を付けてください。続いて claude mcp login brew を実行するか、/mcp を開いて Brew の認証を済ませます。
新しいチャットを始めて、「Brew で何ができる?」と聞いてみましょう。Claude は get_brew_capabilities を呼び出し、その接続で使えるツールを一覧で示します。メール、オーディエンス、送信のツールが表示されれば、準備は完了です。
Claude には具体的なブリーフを渡します。たとえば、次のようなものです。
Create this month's product update for our customers.
Three sections: the new CSV import, faster search, and the pricing page redesign.
Use only the details in the changelog I'm pasting below. No statistics or quotes.
One CTA to example.com/changelog. Keep it under 200 words.
[paste changelog]Claude は create_email を呼び出します。Brew がブランドの email-design.md をもとにデザインを生成し、Claude は「Open in Brew」リンク付きのプレビュー画像を表示します。生成には少し時間がかかり、その間 Claude は get_email で進捗を確認します。
デザイナーに頼むように、修正を依頼しましょう。
修正のたびに edit_email が呼び出され、あとで戻れる新しいバージョンが作成されます。件名やメールの名前だけを変える場合、Claude は update_email_metadata を使います。こちらは無料で、バージョンも作成されません。
Claude にチェックを実行してもらいます。
test: true を付けた send_email を、あなたのアドレス宛てに呼び出します。test_email_rendering を呼び出します。クレジットを消費するチェックを実行する前に、最新のクレジットの消費量を確認してください。audit_email を呼び出し、診断結果を要約します。対応が必要な診断結果は、予約する前に解決しましょう。テストメールは、自分の受信トレイで開きましょう。すべてのリンクをクリックし、フッターも読みます。
「どんなオーディエンスがある?」と聞くと、Claude は list_audiences を呼び出します。新しく作る場合は、その内容を説明します。
7月1日より前に登録した、Pro プランのコンタクトのオーディエンスを作成してください。
Claude は list_contact_fields でコンタクトのフィールドを確認してから、フィルターを指定して create_audience を呼び出し、条件に一致する人数を報告します。人数がおかしいと思ったら、先に進む前にフィルターを修正しましょう。
次に、予約を依頼します。
マーケティング用のドメインから、「Pro プランの顧客」のオーディエンス宛てに、火曜日の9:00(America/New_York)で予約してください。
Claude は list_domains を呼び出し、用途がマーケティングの認証済みドメインを探します。次に、メール、件名、オーディエンス、ドメイン、冪等性キー、scheduledAt を指定した send_email を準備します。依頼するときは、必ずタイムゾーンを明記しましょう。
Brew は送信を取り消しのきかない操作として扱うため、OAuth接続と組織全体の接続では、呼び出しがあなたの確認を待って止まります。Claude は、何を、誰に、いつ送るのかを表示します。3つすべてを確認してから承認してください。
予約した後は、次のように依頼できます。
pause_email_send が、「配信を再開して」で resume_email_send が使われます。「配信をキャンセルして」では cancel_email_send が使われ、残りの配信が完全に停止されます。get_email_analytics が呼び出されます。このレポートには、到達、開封、クリック、バウンスが含まれます。| 問題 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Claude が送信できるドメインを見つけられない | ドメインが認証されていないか、用途がトランザクションになっている | ドメインを認証するか、用途がマーケティングのドメインを追加する |
| オーディエンスの人数がゼロになる | フィルターがフィールドの値と一致していない | Claude にフィールドの値を一覧表示してもらい、フィルターを作り直す |
| 送信で、対象の受信者がいないと報告される | オーディエンスの全員が配信停止済み、配信除外、または配信不能 | オーディエンスの対象人数を確認し、コンタクトと一緒に購読状況もインポートする |
| ブランドらしく見えない | ブランドドキュメントの情報が少ない | ブランドガイドをアップロードして、再生成する |
OAuth接続と組織全体の接続では、本番の送信の前に、send_email が確認のステップを返します。Claude のクライアントも、ツールを呼び出すたびに確認を求める場合があります。ブランド単位のAPIキーによる接続では、クライアント側で独自の承認ポリシーが必要です。本番の送信では、確認を有効にしたままにしておきましょう。
はい。ウェブ版の ChatGPT ではプラグインを使い、ChatGPT のデスクトップアプリと Codex はMCPの設定を共有します。Cursor、VS Code などのクライアントは同じサーバーURLを使いますが、セットアップと認証の手順はクライアントごとに異なります。各クライアントの手順は、クライアントのセットアップガイドで説明しています。
はい。キャンペーンは自社のドメインから、自社の送信者としてのレピュテーションのもとで送られ、CAN-SPAM法と Gmail の送信者の要件が適用されます。詳しくは、エージェントがメールを送る場合にも変わらないことをご覧ください。
はい。save_trigger、save_automation、test_automation で、イベントトリガー型のフローを作成・テストできます。公開は、それとは別の明示的なステップです。
試してみるなら、コネクターを追加し、何かを予約する前に、次のキャンペーンのテストを送るよう Claude に頼んでみましょう。
