各メールが届いた日付付きの、実在する151件のメールシーケンス。閲覧も、オートメーションの下書きへのリミックスも、APIとMCPでのコードからの一括読み取りもできます。

たいていのテンプレートギャラリーは、メールを1通ずつ見せます。しかし、それは最も役に立たない単位です。ウェルカムメール1通だけでは、送るタイミングも、その前後の文脈もわかりません。シーケンスを見れば、その文脈がわかります。ただし、シーケンスを見たからといって、それが成果を上げたことの証明にはなりません。
そこで私たちは、収集したシーケンスを残すことにしました。Brew のフローは、新規登録やニュースレターの購読のあとに私たちが受け取ったメールを、届いた日付とともに順番に並べたものです。収集の上限があるため、シーケンス全体が含まれていない場合もあります。9月17日の公開時点で、ギャラリーには151件のフローがありました。以下の件数は公開時点のスナップショットにもとづくもので、現在のカタログとは異なる場合があります。
GET /v1/flows とMCPツールの list_flows は同じレコードを返すため、人が何もクリックしなくても、エージェントが151件すべてのシーケンスを調べられます。emailId があり、そのまま referenceEmailId として create_email に渡せます。Zapier の登録後のシーケンスでは、10.7日間に8通のメールが届きます:
| 日目 | 件名 |
|---|---|
| 0 | Welcome aboard 👋 | Let's make some magic with AI |
| 1 | Why you should ditch spreadsheets for Tables |
| 2 | Build your first Zap workflow with Copilot ⚡ |
| 3 | What engineers are automating this week |
| 5 | Put AI to work for you |
| 9 | Go beyond workflows 🚀 |
| 10 | Stuck? Or need automation ideas? |
| 10.7 | Your Zapier trial ends in three days ⏲️ |
件名だけでなく、日付を読んでください。最初の4通は4日続けて毎朝届き、その後、間隔は2日、さらに4日へと広がります。「Stuck?」のメールは10日目に届き、トライアル終了のメールがその17時間後に続きます。ペイウォールを前にして最後にできる役立つことは手助けを申し出ることであり、しかもその2通はほとんど間を空けずに送るべきだと、誰かが判断したわけです。
これは、メール1通のスクリーンショットからは見えてきません。
ビューアーは最初のメールから開くため、待機時間はそのメールの後ろにしか表示されません。上の Ro のシーケンスのように途中のメールを開くと、前後両方の間隔が表示されます。Ro のウェルカムフローは46.7日間で12通と、Zapier よりゆったりした構成です。件名を1つも読まないうちから、間隔がそれを物語っています。

各ステップには、件名、プレビューテキスト、届いた日、前回の送信からの待機時間、カテゴリー、プレビュー画像が含まれます。リクエストすれば、レンダリング済みのHTMLも取得できます。
収録しているのはブランドごとに1つのシーケンスなので、151件のフローは151社を意味します:

これとは別に、単体のデザインを集めたギャラリーもあり、そこにはニュースレター4,098件、ウェルカムメール105件、プロモーション68件が収録されています。順番を教えてくれるのは、フローのほうです。
リミックスは、コピーだと思われがちな部分です。でも、そうではありません。
Brew はまず、オートメーションのグラフを組み立てます。あなたのトリガー、次に元のフローの間隔を表す待機ノード、そしてステップごとに1つの送信ノードです。この半分は、生成ではなく計算です。4通目が3日目に送られることを、モデルに推測させたりはしません。

待機ノードが53時間と122時間になっているのは、元のブランドが実際にその間隔で送っていたからです(1時間単位で丸めています)。丸1日の間隔は丸1日のまま残り、1時間未満の間隔は1時間になります。生成されるのはメールだけで、すべてのメールが並行して、あなたのブランドに合わせて生成されます。あなたの配色、フォント、語り口、製品です。各ステップには、シーケンスの中での役割と、前後にあるメールを説明するブリーフも付きます。メールを書くサブエージェントたちは互いの作業を見られないため、ブリーフがなければ、同じスケジュールの上に、互いに無関係な8通のメッセージができあがってしまうからです。
こうして、実在の企業がすでに運用したシーケンスのペース配分と、あなた自身のものになったコピーを備えた、オートメーションの下書きができあがります。それでも、目を通す必要はあります。ブランドへの置き換えの出来は良好ですが、完成品ではありません。
すべてのフローはREST APIとMCPで利用できるため、エージェントは収録データを直接読み取れます。
# First page, newest first
curl "https://brew.new/api/v1/flows" \
-H "Authorization: Bearer $BREW_API_KEY"
# One sequence, every step
curl "https://brew.new/api/v1/flows/zapier.com" \
-H "Authorization: Bearer $BREW_API_KEY"brand、category、type(signup または newsletter)で絞り込めます。並べ替えは、メールの通数が多いシーケンスなら emails、配信が続く日数の長いものなら span、ほかの人がコピーする価値があると判断したものなら remixes を指定します。semantic を渡すと、シーケンスの内容で検索できます。どのブランドが書いたのかを知らなくても、トライアル終了時の呼び戻しメールを見つけられるのは、この検索のおかげです。
同じ読み取りは、Brew MCPサーバーのツールとリソースとしても使えます:
list_flows # the list, same filters and sorts
get_flow { slug: "zapier.com" } # one sequence with every step
brew://flows # @-mentionable in a chat
RESTとMCPは、同じ公開カタログを読み取ります。フローは組織全体で共通なので、これらの読み取りにブランドの指定は不要です。一覧をページングするには、返された pagination.cursor を次のリクエストの cursor に渡し、null になるまで繰り返します。1回の一覧リクエストでカタログ全体が返るわけではありませんが、total には、クエリに一致するすべてのフローの数が入ります。
エージェントは、参考にするメールを選ぶ前に、シーケンスを調べられます。
最初のメールで割引を提示する登録後のフローはどれで、トライアルの終了間際まで待つのはどれでしょう? 開発者向けツールは、2日目に何を送っているでしょう? ニュースレターのウェルカムシーケンスは、どのくらい続いてから終わるでしょう? ベネフィットではなく問いかけから始まるシーケンスは、いくつあるでしょう? エージェントは steps[] を読むことで、こうした問いを調べられます。とはいえ、件名や内容の分析には解釈が必要です。APIには、あらゆる問いに対応するフィルターがあるわけではありません。
これを使える参考資料にしているのが、各ステップの emailId による受け渡しです。これはテンプレートギャラリーで使われているのと同じ参照で、create_email が referenceEmailId として受け取るものそのものです。つまりエージェントは、シーケンスの流れを読み、重要なステップを選んで、その1通をデザインツールに渡せます:
get_flow { slug: "zapier.com" }
→ steps[4].emailId = "pt1_k97hmahabyjrp1yfmga8m1rhah8e572q"
create_email {
referenceEmailId: "pt1_k97hmahabyjrp1yfmga8m1rhah8e572q",
prompt: "day-5 activation email for our API product"
}
流れを調べ、特定のメールを取り出し、自分の版を作る。そのあいだに、コピー&ペーストは一切ありません。
収集できるのは1フローあたり最大12通までで、それ以降は切り捨てられます。そのため、emailCount: 12 は、ちょうど12通ではなく、12通以上が送られたことを意味します。上で触れた59件のフローがこれに当たります。
レンダリング済みのメールは、サイズが大きくなります。MCPでHTMLを要求すると、レスポンスがいっぱいになる前に取得できるのは最初の1〜2ステップ分だけで、残りはHTMLなしで返されます。HTMLを含められた数は、サマリーに表示されます。RESTのルートにはこの上限がないため、すべての本文が必要なときは、そちらでフローを読み取りましょう:GET /v1/flows/zapier.com?include=html。
何かを書き始める前に、ギャラリーを開いて、自社と同じカテゴリーのシーケンスを3つ読んでみましょう。そのうえで、自分のチームに自信を持って説明できるペース配分のものをリミックスし、合わない部分を変えていきます。
エージェントに使わせるなら、最初に呼び出すべきなのは、引数なしの list_flows です。スラッグ付きのカードが返され、ほかのすべての情報は、そのスラッグを get_flow に渡すだけで取得できます。フィールドの一覧は、APIリファレンスにすべて掲載されています。
1回の新規登録またはニュースレターの購読のあとに、1つのブランドが送ったすべてのメールを、そのトリガーを起点に何日目に届いたかとともに、順番に並べたものです。フローはブランドごとに1つで、フローのスラッグはブランドのドメインです。
いいえ。Brew がコピーするのは構造、つまりステップの数、順番、間隔で、間隔は1時間単位で再現します。そのうえで、元のデザインを参考にしながら、すべてのメールをあなたのブランドに合わせて作り直すため、できあがるメールにはあなたの配色、フォント、語り口が反映されます。
RESTでの読み取りには、templates.read を持つAPIキーが必要です。MCPでは、OAuthか、適切なアクセス権を持つAPIキーを使えます。ギャラリー自体は公開されており、アカウントは必要ありません。
12通までです。収集では最初の12通を残し、それ以降を切り捨てるため、12通と表示されているフローは、実際にはもっと長く続いていた可能性があります。公開中の151件のフローのうち、59件がこの上限に達しています。
はい。1つのフローを読み取る際に include=html を指定します。MCPでは、1回のレスポンスに収まるのは最初の1〜2ステップ分だけで、HTMLを含められた数はサマリーに表示されます。RESTのルートでは、すべての本文が返されます。
