Brew でブランドらしいメールを作成し、CODEテンプレートとして Klaviyo にエクスポート。既存のキャンペーンやフローから配信する手順、確認事項、制約を解説します。

月曜日にキャンペーンのブリーフを共有したのに、水曜日になっても Klaviyo の下書きは、デフォルトのテンプレートにロゴを載せただけの見た目のまま。誰かがボタンの色を調整し、選べる中で一番近いフォントに差し替え、セグメントの準備はできているからと、そのまま送信してしまいます。
プロフィール、フロー、売上レポートはすべて Klaviyo にあります。メールのデザイン方法を変えるためだけに、そのすべてを移行するのは、まず割に合いません。もっとシンプルなのは、Brew でデザインして Klaviyo にエクスポートし、配信はこれまでどおりの場所から続ける構成です。
このガイドでは、その流れを最初から最後まで説明します。Brew がメールを作成してテンプレートとしてエクスポートし、Klaviyo がそれを配信します。この構成では、Brew からは何も送信しません。
必要なもの:
配信は Klaviyo が行うため、Brew で送信ドメインを認証する必要はありません。
ウェブサイトのドメインを入力して、ブランドを追加します。Brew のブランド抽出エージェントがサイトを読み込み、email-design.md を作成します。これは、配色、メールで安全に使えるフォント、よく使うレイアウト、ブランドならではの表現、語り口をまとめたブランドドキュメントです。ウェブサイトよりもブランドをよく表すものがあれば、アップロードしましょう。PDFのブランドガイド、ロゴ、製品写真、過去のメールなどです。アップロードした内容とサイトの内容が食い違う場合は、Brew はアップロードした内容に従います。
生成されたドキュメントを開いて、読んでみましょう。語り口がずれていたら、その文を書き換えます。以降のメールはすべて、編集後のドキュメントをもとに作成されます。
デザイナーに依頼するときのように、チャットでメールの内容を説明します。たとえば次のようにします。
Audience: customers who bought in the last 90 days, not subscribed to the loyalty program.
Job: get them to join the loyalty program this week.
Offer: points on every order, double points in the first 30 days.
Proof: only use the terms on example.com/loyalty. No statistics, no customer quotes.
Constraints: under 150 words, one CTA to example.com/loyalty, promotional footer.Brew がキャンバス上にメールを生成します。切り口に迷ったら、2〜3案を出してもらいましょう。根拠を指定する「Proof」の行がなぜ重要なのかは、メールエージェントへのブリーフの書き方で説明しています。
使いたいメールを選び、仕上げていきます。プロンプトで編集する(「導入文を2文に短くして」など)ことも、テキスト、リンク、ボタン、画像をクリックして手作業で変更することもできます。モバイルとデスクトップの幅でプレビューしましょう。
エクスポートの前に、すべてのリンクが実在するURLを指しているか、画像に代替テキストがあるか、フッターに住所(所在地)が記載されているかを確認します。ここではプレビューを見直します。エクスポートしたあとで、Klaviyo から、オーディエンスが使っているメールクライアント(Outlook やモバイルの受信トレイを含む)にテストメールを送りましょう(ステップ6)。
Brew で「連携サービス」を開き、Klaviyo を接続します。Klaviyo へのエクスポートに関するドキュメントにあるとおり、接続にはワンクリックのOAuthを使います。Klaviyo にログインして、アクセスを許可するだけです。この作業は、ブランドごとに1回で済みます。
メールを開いて「送信」を選び、次に「テンプレートをエクスポート」を選びます。Klaviyo を選択してテンプレートに名前を付け、エクスポートします。Klaviyo のテンプレートには件名がないため、件名は Klaviyo のキャンペーンで設定します。
すると Brew は、次の4つを行います。
エージェントやコードから操作する場合も、同じエクスポートをMCP経由の export_email、またはAPIの POST /v1/emails/{emailId}/export("provider": "klaviyo" を指定)で実行できます。"dryRun": true を追加すると、テンプレートを作成せずに接続を確認できます。
Klaviyo でテンプレートライブラリを開き、名前でテンプレートを探します。キャンペーンで使うことも、フロー内のメッセージとして使うこともできます。最終的な件名を設定し、リストかセグメントを選んで、いつもどおり送信または予約します。配信は Klaviyo が担い、開封、クリック、売上のレポートもそのまま Klaviyo に残ります。
まずは自分宛てにテストメールを送りましょう。配信停止リンクを確認し、Klaviyo で追加したパーソナライズがあれば、実際のプロフィールで確かめます。
エクスポートしたものはコピーです。Brew でメールを変更したら、もう一度エクスポートし、キャンペーンやフローで使うテンプレートを新しいものに切り替えましょう。
毎週のプロダクトアップデートや季節のキャンペーンなど、繰り返し発生する作業では、出来のよいメールを Brew の参考デザインに設定しましょう。以降に生成するメールは、その構成に沿って作られます。
将来、トリガーで送るメールを Brew 自体から配信したくなったら、Brew には独自のオートメーションと連携機能があります。こちらは、認証済みの送信ドメインを使う別の構成になります。
もちろん使えます。Klaviyo の Composer は、アカウントのブランド設定や履歴をもとにキャンペーンの下書きを作成します。詳細なブランドドキュメントに基づいたデザイン、複数の案を見比べられるキャンバス、あるいは複数のESPやブランドにまたがるひとつのデザインシステムが欲しい場合は、Brew を組み合わせましょう。
はい。ただしCODEテンプレートなので、HTMLを直接編集することになります。レイアウトを変更するなら、たいていは Brew で編集して再度エクスポートするほうが早く済みます。
いいえ。エクスポートは無料です。Brew でのメールの生成や編集には、プランのAIクレジットを使います。
はい。CODEテンプレートは、キャンペーンとフローのどちらでも使えます。
まずはひとつのキャンペーンで試してみましょう。Brew で Klaviyo を接続し、次に送るメールをエクスポートして、予約する前に Klaviyo から自分宛てにテストメールを送ります。
